GrapeCity CalendarGrid for Windows Forms 3.0J
DataSourceプロパティを使用して項目を設定する

CalendarGcComboBoxCellType.DataSourceプロパティに、データソースを設定すると、自動的にカラムが生成されてデータが接続されます。

なお、接続するデータベースは、製品に付属しているSample.mdbを前提にしています。

注意 
データベース内のデータをリストボックスに表示する場合は、DataSourceプロパティに該当するデータセットを設定します。


データ ソース構成ウィザードによる接続

プロジェクトにデータソースを追加する

データ ソース構築ウィザードを使用してプロジェクトにデータソースを追加します。

  1. [データ]メニューの[新しいデータ ソースの追加(N)]を選択します。
  2. 「データ ソース構成ウィザード」が起動したら「データベース」を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
  3. 「データ接続の選択」画面で[新しい接続]ボタンをクリックします。
  4. 「接続の追加」ダイアログで、次のように選択し、[接続のテスト]ボタンを押して接続を確認します。
    ・ データ ソース: Microsoft Access データベース ファイル
    ・ データベース ファイル名: Sample.mdb
  5. [OK]ボタンをクリックします。
  6. 「データ接続の選択」画面で[次へ]ボタンをクリックします。
  7. ファイル コピーの確認メッセージボックスで[はい] をクリックします。
  8. 「接続文字列をアプリケーション構成ファイルに保存する」画面で[次へ]ボタンをクリックします。
  9. 「データベース オブジェクトの選択」画面で、「データセット内に指定するデータベース オブジェクト」から「会社」テーブルのチェックをONに設定し、[完了]ボタンをクリックします。

DataSourceプロパティを設定する

データベース内のデータを CalendarGcComboBoxCellTypeに表示する場合は、データベースから作成したDataSetをDataSourceプロパティに設定します。
AutoGenerateColumnsプロパティがTrueに設定されていると、CalendarGcComboBoxCellTypeは、DataSouceを設定するだけで自動的にカラムが生成されてデータが接続されます。


コーディングによる接続

以下は、コーディングでデータベースの内容を CalendarGcComboBoxCellTypeに表示する例です。

Imports System.Data.OleDb
Imports InputManCell = GrapeCity.Win.CalendarGrid.InputMan

' DataSetオブジェクトを作成します。
Dim aConn As OleDbConnection = New OleDbConnection( _
     "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;" _
     + "Data Source= C:\Sample.mdb;")
Dim aDA As OleDbDataAdapter = New OleDbDataAdapter( _
    "SELECT * FROM [会社]", aConn)
Dim aDS As DataSet = New DataSet()
aDA.Fill(aDS)

Dim today As DateTime = DateTime.Today
Dim gcComboBoxCellType = New InputManCell.CalendarGcComboBoxCellType()
' DataSetオブジェクトを設定します。
gcComboBoxCellType.DataSource = aDS.Tables(0)

GcCalendarGrid1.Content(today).Rows(1).Cells(0).CellType = gcComboBoxCellType
using System.Data.OleDb;
using InputManCell = GrapeCity.Win.CalendarGrid.InputMan;

// DataSetオブジェクトを作成します。
OleDbConnection aConn = new OleDbConnection(
     "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;"
     + "Data Source= C:\\Sample.mdb;");
OleDbDataAdapter aDA = new OleDbDataAdapter(
    "SELECT * FROM [会社]", aConn);
DataSet aDS = new DataSet();
aDA.Fill(aDS);

var today = DateTime.Today;
var gcComboBoxCellType = new InputManCell.CalendarGcComboBoxCellType();
// DataSetオブジェクトを設定します。
gcComboBoxCellType.DataSource = aDS.Tables[0];

gcCalendarGrid1.Content[today].Rows[1].Cells[0].CellType = gcComboBoxCellType;


カラムの編集

データ接続した CalendarGcComboBoxCellTypeではカラムを編集することができます。
カラムを編集することで、表示または非表示にするカラムの選択やカラムの順番やサイズ、ヘッダの表示文字列などを編集することができます。

カラムの編集は、CalendarGcComboBoxCellTypeのプロパティウィンドウのListColumnsプロパティから開かれる[カラムの編集]ダイアログで行うことができます。


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